今日は半日ニュースペーパープリントの工場立ち会い。とあるクライアントのイベントの為にニュースペーパーをデザインしたため、その色校正に。
カバーの赤色の調整をしただけで、刷り上がりは上場。新聞の校正って楽でいいわ。数時間後にはロンドンでばらまかれてる事でしょう。
このクライアントは映画やイベントのプロデュース会社なのですが、ちょっと特殊。
「映画を制作する」のではなく、「映画を観る環境をプロデュースする」観客を映画と一体化させる新しい映画会社なのです。客は直前まで何を観るのかどこで上映されるのか何も知らされません。イベント数週間前からウェブ上でヒントを与えられ、客が何の映画か予想をしあうという。
今回のイベントはまだ明かせませんが、例えば前回の映画はジャックニコルソンの「カッコーの巣の上で」。これは70年代の精神病院の中のお話。
まず事前に偽の精神病院を設立し、私たちはその病院のロゴやウェブサイトをデザイン。70年代に見える様「極力デザインしないようにデザインする」という変な仕組み。偽といってもメンタルテストなども用意し写真もふんだんに使いリアルなサイトです。説得力を出すためにスポンサーであるガーディアン誌に数回広告を打ち出したり、ラジオを構成したり、その徹底的な仕掛け作りには感心!
イベント一週間前になると、ドレスコードが公表。映画によって様々ですが、この時は患者なので、「部屋着」がドレスコードでした。そして前日になって、ようやく集合場所を知らされます。もちろん何の映画化はまだ明かされません。
当日集合場所に行くと、白衣を着たナースたちにガウンを着させられ会場まで誘導されます。会場である古い病院ではすでに役者であるドクター、大勢の患者がすでに配置され芝居を繰り広げているので、観客は自然に患者として受け入れられます。上映までに精神病院で行われる様々なアクティビティーを体験させられ、スムーズに映画に入っていける準備が出来るわけです。そしてようやく映画上映されるという仕組み。
この新しい映画の見方は、今ロンドンの若者に絶大なる人気を得ているようで、毎回チケットはソールドアウト。キーワードは「Tell no one」
(って本当は私内情を話したらいけないんだけどね。)
スケジュールは過酷で午前様もあるけど、それでも面白い仕事の一つ。
(って本当は私内情を話したらいけないんだけどね。)
スケジュールは過酷で午前様もあるけど、それでも面白い仕事の一つ。
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